月君の特性その3 聴覚過敏(掃除の時間が恐怖編)

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入学したばかりの小学1年生だった月君 

小学校に入って初めて聴覚過敏があることに気づいた

ランドセルに付いてる防犯ブザーの音が怖くてみんなが片付け終わるまで教室に入れない

さらに、掃除の時間に机を移動させる時の椅子と机を引きずる音が怖くて怯える

さらに、黒板を消すときにキュッとなる音が怖くて怯える

つまり月君にとって学校の恐怖の時間が「朝と帰りの準備中、ランドセルをみんなが触ってる時」と「掃除の時間」になってしまいました。

さらに

人が多いザワザワしてる場所はすぐにグタッとなってました。

運動会の雷管(ピストル)は苦手でしたし、今では無くなった風船割り競走の風船が破れる音には苦しんでました。(運動会も地獄でしたね)

他にも嫌な音があったと思います

聴覚過敏の子の苦しみは当事者しか分かりません

私にも分かりません

ただとてつもなく恐怖を感じているのは月君を見て分かります

本人は突き刺さるように痛いと言っていました。

担任の先生にも耳栓やイヤーマフの所持の許可をお願いしましたが、耳栓はオッケーでしたがイヤーマフが目立つという理由で(通常学級であったので)月君のために付けない方がいいという回答だったので、その時は耳栓のみで対応していましたが、全然ダメでした。

今では考えられないのですが、当時は先生達が発達障がいに対しての理解が低く、(ずっと特別支援学級がなかったのもあるかもしれませんが)かなり厳しいスタートになりました。

小学校入学してからこの1年で月君は変わってしまいました。

辛いという言葉を言えず、我慢し続けて

二次障がいを引き起こし

チックも出て酷くなり、目にみえて悪化していきました。

私はこの1年間、泣いてばかりで弱くて、担任の先生が怖くて怯んで、途中で理解してもらうことを諦めて、ダメダメな母親だったと思います。

この後悔から「月君は何が何でも私が守る」

という思いがあり、月君が16歳になった今でもその思いは変わりません。

高校1年生の16歳の今、聴覚過敏はすごく改善されました。

小2から特別支援学級に移籍してイヤーマフを持参させてもらえるようになったのですが、小6になった頃にはほとんど使用しなくなりました。

一応、中学校になった時も持参させてましたが、一度も使うことはなかったので、今はもう家にありません。(持ってないけど今はノイズキャンセリングイヤホンとか素敵なものがあっていいですね!)

聴覚過敏の人って耳がいいのでしょうか?(え?アホなこといってます?)

月君はとても耳がいい・・といいますか絶対音感なるものを持っているんです

驚いたのですがテレビのC Mなどで流れるメロディの音がわかるのです!

耳コピできるんですよ!

ちなみにピアノは習ってませんが、家には幼稚園の頃からある鍵盤が光るキーボードを月君はよく遊びで弾いてました

この間、現在弟の太陽君がどハマりしてるドラゴンボールZのCMに入る前の曲を聞いて

それをすぐに弾いてました ↓

天才かもしれん!!✨(親バカ)

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